光の現象で装飾をつくる

恵比寿にある結婚式場の改修プロジェクトです。建物は、バブル期に隣接していた高級会員制サロンの別館として建てられ、その後運営者が代わりながら主に結婚式場として使われていました。新しいオーナーからは、既存施設の過剰な装飾をなくし、自然光が感じられるデザインが求められました。そこで、教会部分では楕円形の平面とハイサイドライトという既存躯体の特徴を最大限生かしながら、光によって装飾をつくることを考えました。ハイサイドライトの窓台を色分けして塗装することで、内部空間に入る間接光にほのかに色が加わります。壁面につけたリブに彩色された光があたり、虹のような光が内部空間に立ち現れます。
虹は聖書で約束の象徴とされています。物質的な装飾ではなく、「光を装飾する」という発想によって現代的なセレモニー空間へと生まれ変わらせました。

虹のチャペルRainbow Chapel

チャペル・結婚式場・レストラン/東京都目黒区

メゾン・プルミエールアットロビンズ
Use : chapel,restaurant,garden
Building site : Meguro,Tokyo
MisonPremiere at Robbin's
Total floor area :1897.09㎡
Photo : Koji Fujii/Nacasa and Partners Inc.

ページTOPへ