「七号通り公園トイレ(Hi Toilet)」がiF GOLD AWARD2022を受賞しました

2022.05.21 UP

「七号通り公園トイレ(Hi Toilet)」が、「iF DESIGN AWARD 2022」において最高賞である「iF GOLD AWARD」を受賞しました。「iF DESIGN AWARD」は、1953年にドイツで設立された、全世界のさまざまな分野の製品を対象にした国際的権威のあるデザインアワードで、「Red Dot Award」(ドイツ)と「International Design Excellence Awards (IDEA)」(アメリカ)と並ぶ世界三大デザイン賞の一つとされています。

「七号通り公園トイレ(Hi Toilet)」は、多様性を受け入れる社会の実現を目指す、日本財団『THE TOKYO TOILET』の一貫として制作されました。音声認識技術を採用したこのトイレでは、ドアの開閉から便器の操作だけでなく、音楽をかけたりすることもでき、クリーンかつ楽しい時間を楽しめる場所として企画されました。最大4mの天井高の真っ白な球形の建物は、空気の流れを制御し、においが滞留しないための形でもあり、自然給気と機械排気を組み合わせた 24 時間換気システムが導入されています。

iF DESIGN AWARDの審査委員会は「七号通り公園トイレ(Hi Toilet)」に対し、「デザインとテクノロジーが、私たちが直面している課題にどう対応できるかを示す素晴らしい例です。世界的な新型コロナウイルスの流行により、人々はコンタクトレス(Contactless、非接触型)を求めるようになりました。この公共トイレのデザインは、美観、アクセシビリティ、衛生のバランスを保ちながら、洗練された使いやすさを実現しています。」と評価しました。

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