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風でそよぐ暖簾のようなファサードと、雲間に漂うお風呂

両国の北斎通りに面する温浴施設「江戸遊」の増築プロジェクト。江戸遊は葛飾北斎ゆかりの地で江戸をテーマにした温泉スパ、都市型スーパー銭湯です。ファサードは、江戸小紋柄のパンチングをあけた大きなのれんをイメージしたデザインで、既存棟と増築棟のジョイントを縦目地に隠すことで一体的にしています。高さ20mのファサードの低層部分を風になびいたかのように柔らかく曲げることで、のれんをくぐるという体験をよりダイナミックにしています。
女性風呂は、漂う雲の合間にいるようなイメージのデザインを考えました。掛け湯からはじまり、高濃度炭酸泉、ジェットバス、水風呂など様々な種類のお湯を楽しく巡れるよう、それぞれ形の異なる雲形の浴槽には高低差もつけ、お湯ごとに違った風情を感じられるように計画しています。雲のような天井には、照明や排気口が組み込まれています。北斎のもつ世界観にインスピレーションを得ながら、現代的あるいは近未来から見た江戸の世界の構築を目指しました。

両国湯屋 江戸遊

複合温浴施設/東京都墨田区亀沢1-5-8

Use : Spa
Building site : Ryogoku,Tokyo
Completion : June 2019
Total floor area :3,620㎡
Photo : Koji Fujii/Nacasa and Partners Inc.

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