倉庫業を営むイーソーコ総合研究所主催による、倉庫リノベーション研究会で提案したプロジェクト。物流の変化によって大規模倉庫が内陸に移転する状況のなか、倉庫ならではの転用方法を検討しました。
私達が検討した東運第一倉庫は、北側を走る東京モノレールには年間8,800万人、南側の首都高羽田線には年間3,600万台もの通過交通が存在しています。この通過交通への潜在的な広告効果を利用するために、倉庫の一部をショールームとして活用する計画案を提案しました。
中央部分には倉庫機能を残し、外壁側に三角形の形状のショールームを並べました。壁が斜めになることで、モノレールや首都高からの視線を受け止める形状となり、またそれぞれの速度に合わせて壁の角度を調整しています。これにより、付近を通過する人々に効果的にアピールすることができる展示施設となります。
倉庫の立地にポテンシャルを発見し、周囲との関係性をリノベーションする提案を行いました。

Open-Traffic SOHKOOpen-Traffic SOHKO

ショールーム・倉庫/東京都港区芝浦

Use : showroom,office,warehouse
Building site : MInatoku,Tokyo
Total floor area :9,956㎡

ページTOPへ